パイロットになった気分(東京国際空港にて)
10月26日(金)午後に、東京国際空港(羽田空港)を視察しました。
羽田空港は 現在、A(3000m×60m)・ B(2500m×60m)・ C(3000m×60m)の3本の滑走路がありますが、横風用のB滑走路に平行して 空港沖合に4本目のD滑走路を整備しているところです。
この羽田空港再拡張事業により、年間発着能力が 29.6万回/年 から 40.7万回/年 に増強され、将来の国内航空需要に対応した発着枠を確保しつつ、国際定期便の受入が可能となります。
また国際線地区整備事業として PFI手法を活用した 旅客・貨物ターミナルやエプロンの新設も併せ行われています。
2010年10月頃には 新しいD滑走路に航空機が離発着する光景を見ることができるとのことでした。
この新設滑走路は、多摩川の河口に一部位置するため2020mの埋立部と1100mの桟橋部を組み合わせた構造となっていますが、軟弱な地盤故に 埋立部は 大がかりな地盤改良が 航空機の離発着時を避けて 夜間に精力的に行われています。
よって、夜の羽田沖は、サンドコンパクションパイル工法用の船や サンドドレーン工法用の船の明かりが、漁火のごとく照り輝き、ちょっと幻想的でさえあります。
昭和6年東京飛行場として開港した羽田空港は 当時 58ha 滑走路は 300m×15mとのことですから、隔世の感ありというところでしょうか。
工事現場を視察した後、日本航空訓練センターを訪問し、シュミレーターに乗り込み、ジャンボ旅客機の離着陸を操縦席に座って 自ら操縦桿を握りしめて体験させていただきました。
本当に 臨場感溢れる貴重な体験でした。このシュミレーターは、パイロットの日常訓練や非常事態の回避訓練のため、連日空きがない程 訓練で活用されているとのことです。
その後 管制塔を視察し、1クール22名、6クールで構成されている管制官の皆さんの大変緊張した仕事場で 種々の説明を受けました。
何といっても 1~2分の間に 各滑走路で離発着する飛行機に命令を出さなければならないのですから、その真剣さはすごいものです。
ただ、管制官の待遇が仕事内容と比較して あまりよろしくないとのこと、その待遇改善について 空港長より陳情を受けた次第です。
我々が安全に安心して航空機に搭乗できるのは、各方面で連携プレーを取りながら、しっかり支えていただける人々の存在があることを 改めて実感いたしました。
























































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