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2007年12月28日 (金)

一人 荒野を行く

 地元に帰って三日、来年2月8日に 松山市で開催予定のセミナーの案内を兼ねて  連日挨拶廻りに精を出しています。

 久し振りにお会いする皆さんに、ねじれ国会の状況と今後の展望について 報告していますが、予想以上の厳しい状況に改めて驚かれる方が殆どです。

 税制改正も終わり、予算も政府案が決定し、本来なら穏やかな越年といったところですが、今回は来年3月末、与野党逆転した参議院での予算関連法案や 日切れ法案の処理に苦労する正念場を迎えます。

その具体的戦略をじっくりと温めながら、正月休みを送らなければならないと自戒しています。

 ところで昨夜は、私の県議時代の後援会(YYY倶楽部)の幹部の皆さんと一緒に忘年会を開催し、楽しい一時を送ることができました。

 従来は 新年会という形式での開催でしたが、今回は 2月8日のパーティーの関係もあり、年の瀬 押し迫っての忘年会となりました。

 それにも拘らず、大勢の皆さんに参加して戴いたことに感謝しています。

 ところで、挨拶廻りや この忘年会で多くの皆さんとお会いしていますが、今なお先の参議院選挙時の我が自民党への逆風が止まっていないという現実に直面します。

 今回の予算案の中に、地方を重視した施策を折り込み、農政や教育への配慮をし、石油高騰対策にも早急に対処することにしていますが、残念ながら 政府与党への評価が適正にされているとは言えないのでしょう。

 逆に、年金問題や薬害肝炎問題に関するセンセーショナルな報道の方が 国民の心を揺さぶっていると思います。

 薬害肝炎問題は 解決への道が開け始めましたが、福田総理の訪中の成果や 地元に戻っている国会議員の懸命の訴えかけにより、潮目が変わることを期待したいものです。

 さもなくば、次期総選挙は本当に厳しい結果となってしまうでしょう。

 そうはさせじと、我々自民党国会議員一人一人が 逆風の中 荒野を行くという心意気で 頑張る所存です。

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2007年12月25日 (火)

整理整頓を!

 国会も一部を除いて 休眠状態となりました。

恐らく 明日は本会議がないであろうという前提のもと、私も本日帰郷することにしました。

 来年1月の国会が始動する7日頃迄じっくりと 地元での活動に専念する予定です。

 ところで 年末といえば 大掃除。

今日 午前中 溜まりに溜まった書類の整理をしましたが、何せ 普段 整理整頓という言葉と無縁の生活をしているため、あちらこちらに 無秩序に重ねられた書類の山の整理は大変難航します。

 最後には「もう いいや」となり、大部分を処分してしまうという  いつもの結果と相成る次第です。

 こんなことなら、捨てることもできず、積み重ねておくよりも、その都度処分すればよかったと思うのですが、来年もまた同じような愚痴をこぼしている自分を想像することができます。

 いずれにしても、国会周辺から発信される情報量の多さは尋常ではなく、その情報管理をどのように行うかが、一番肝要であると 改めて感じるところです。

 さぁ いよいよ年の瀬を迎えます。

来年こそ良い年になるよう 念願しつつ、残りの日々を完全燃焼したいものです。

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よくやった! 愛媛FC

 12月23日(日)は 天皇陛下の74回目の誕生日です。

 国会の開会式や園遊会などで 天皇陛下のお言葉を直接お伺いする機会が多くなりましたが、陛下のお人柄にいつも感動しています。

 健康に十分 ご留意されて、お健やかなご越年を心から念ずるところです。

 さて、本日は、第87回天皇杯全日本サッカー選手権大会で ベスト8に残った愛媛FCが、川崎フロンターレ(J1  5位)と戦う準々決勝応援のため、埼玉スタジアム2002へ出向きました。Cimg0795

                                             

埼玉スタジアム2002                                                                                                                                           

                                             

 愛媛FCは、J2昇格2年目の若いチームであり、今季の成績は、12勝9分27敗の10位と低迷しました。しかし、この天皇杯では サプライズの連続、4回戦で アジアチャンピオンの浦和レッズを破り、5回戦では J1の横浜FCに勝利するという金星を重ねました。

 このサッカーの天皇杯は、プロ・アマを問わず、すべての第1種・第2種加盟チームに門戸が開放されており、全6000超のチームの中から、各都道府県代表47チームと、J1・J2の31チーム そしてJFL・総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントの各上位チームを加えた 80チームが出場しています。

 国立競技場で行われる決勝戦は、元旦の風物詩として、毎年多くのファンが来場します。

「元旦を国立で」そして「初詣は国立で」という合い言葉の下、選手の活躍を大勢のサポーターが応援するために 愛媛から3台のバスで駆けつけていました。

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                                                                                愛媛FC側サポーター                                                                     

  もちろん 関東在住の愛媛県人も多く来場しているとのことでした。

 恐らく、1000人位の愛媛FCファンが見守る中での試合となりましたが、如何せん 相手は関東の川崎フロンターレ。約7~8,000人のフロンターレ・サポーターの勢いに 応援も若干押され気味となり、残念ながら 試合結果も 0-2というスコアーで惜敗してしまいました。

Cimg0802                                          

 川崎フロンターレ側サポーター                                        

                                          

 しかし、ベスト8というサプライズを巻き起こしてくれた愛媛FCイレブンに拍手・拍手です。

 来年こそ、J1めざして頑張れ!愛媛FC

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 ところで、埼玉県浦和美園駅(南北線から埼玉高速鉄道線へ乗り入れ)から 歩いて約15分。「埼玉スタジアム2002」という国内最大サッカー専用スタジアムは、日本のW杯開催に備えて作られただけあって、設備の大変充実した見事なスタジアムでした。

 このスタジアムも 一見の価値ありです。

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年末予算獲得合戦-財務省の巻-

 12月22日(土)は、3連休の初日であるにも拘らず、国交省幹部は 皆 出勤です。

私も 午前中、冬柴大臣の部屋で、財務省との大臣折衝の内容 及び 日程についての事前説明を受け、午後2時から 自民党本部で開催された国土交通部会に出席しました。

 この部会は、復活折衝に際し、その内容説明をすると共に、後程 財務大臣と対決(?)する冬柴大臣を激励するために開催されるものであり、各部会それぞれに開かれております。

国交省においては、

  1. 地域の公共交通を元気にするための予算制度の創設(30億円)
  2. 歴史・文化資産を保全・活用したまちづくり推進のための都市公園事業補助対象の拡大 及び 特別史跡平城宮跡の国営公園化

の二点について 大臣折衝を行う予定であり、冬柴大臣の力強い決意表明「二件は必ず勝ち取って参ります!」に対し、休日ながらも 出席した議員や官僚から 万雷の拍手が湧き起こりました。

まさに 選挙の出陣式の如き高揚感のある状況です。

 午後3時45分から、財務省大臣室において 大臣折衝が始まりました。        Img_0706

                                 

                             

                             

                            

 片や、額賀財務大臣を筆頭に、森山副大臣・遠藤副大臣・宮下大臣政務官・小泉大臣政務官、一方 こちらは、冬柴国交大臣を筆頭に、松島副大臣・平井副大臣・金子大臣政務官・谷大臣政務官と私が 双方相対峙しました。

 行事役の如く、自民・公明の政策責任者である両政調会長と 財務省主計局長が両端に位置し、大勢の官僚の皆さんの見守る中、総勢14名が長テーブルを囲みました。

 冬柴大臣からは、復活を望む2件の重要性について 認めていただくよう 熱を込めた折衝がなされ、最終的に額賀大臣から 了解するとの返答を頂き、両大臣 がっちり握手ということで 一件落着と相成った次第です。

 その後、財務省・国交省で各々、大臣と共に記者会見に臨み、予算折衝これをもって終了となりました。Img_0709

                                   

                                 

                                                                               

                                   

 それにしても、ずっと以前は復活折衝の予算枠が1~2,000億円位あり、各省庁のぶん取り合戦の如き様相であったようですが、最近は、財政難故、その枠が全体で たった500億円。

 残念ながら、若干迫力に欠ける年末の予算獲得合戦となってしまっています。

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2007年12月21日 (金)

予算案の内示

 昨日(12月20日)財務省は 一般会計83兆613億円の財務省原案を各省庁に内示しました。

今回の内示額は  昨年度当初予算比 0.2%増となっています。地方自治体から強い要望をされていた 地方交付税を手厚く配分し、社会保障関係費も増大する一方、公共事業費は 3.1%削減し 新規国債発行額を0.3%減額した内容です。

 これは 財務省が財政状況厳しい折柄ではありながらも、地方に対する配慮をしつつ、一方では改革路線もぎりぎり堅持し、財政再建への道を閉ざさない決意を示したというところでしょうか。

 新聞によれば、「改革停滞」「財政再建帳尻合わせ」「補正使いばらまき色」などという言葉も見られますが、地方の厳しい窮状を慮る時、このような安易な批判は当たらないと思います。

 私共、国交省の来年度予算 5兆8881億(対 前年3%)が十分であるとは 残念ながら言えませんが、財務省としてもギリギリの調整を行ったであろうことは読み取れる内容になっています。

 今日から明日にかけての 復活折衝が残っていますが、本年もほゝ゛予算の方向性は固まったようです。

 夕刻、大臣・副大臣・政務官 6人が揃って 国交省内の各局を巡回し、職員の激励をしました。Img_0701

                              

                                  

                                   

 多くの職員が 拍手で出迎えてくれ、冬柴大臣から ねぎらいの言葉が掛けられました。

その間 約1時間15分。

何とも大きな省ですね、国交省は。

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1個、1050円也。

 本日 午後  加戸愛媛県知事が陳情とお礼に見えられた後、県の高浜農林水産部長一行が政務官室を訪問されました。

 かねてからの約束通り、「紅まどんな」の差し入れを頂戴し、大変喜んでいます。Img_0703

この「紅まどんな」は  県の試験場が苦労に苦労を重ねて開発したみかんの新品種であり、昨年から 本格的に生産がスタートしています。

 大変甘く、「オレンジのトロみたい」とか「オレンジゼリーみたい」等々の評価を国の内外から頂いているとのことでした。

 最近では 地元のデパートだけでなく、東京 銀座のデパートでも見かけるようになったようですが、お値段は 何と 1個 1050円!

 紅まどんな 1コずつ、名前のシールが貼られていましたが、「1個1個の紅まどんなに 各々1050円という値段のシールを貼っておいた方が 有難みがあるよ。」と提案しておきました。

 その後 大変おいしく賞味させていただきましたが、それにしても 1050円とはネ。

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2007年12月20日 (木)

あゝ 防衛省

 最近の防衛省、一体 どうなっているのでしょうか。

昨年 折角永年の悲願であった防衛庁から省への昇格を果たし、これからの日本の安全保障を さらに レベルアップするはずだったのに・・・。

 昨日 午前 党本部で開かれた国防三部会において 防衛省幹部は ただただ平謝りの状態です。

  • 守屋前事務次官の逮捕
  • インド洋での海自補給艦「ときわ」の 米補給艦「ペコス」への給油量取り違え
  • 海自3等海佐による イージス艦のシステムに関する特別防衛秘密漏洩
  • 護衛艦「しらね」の横須賀停泊中の火災発生   等々

 防衛省・自衛隊内部の規律の緩みという一言では 済まされない事態だと思います。

 当部会では、12月18日早朝 イージス艦「こんごう」が ハワイ・カウアイ島沖から発射された 模擬弾道ミサイル(SM-3)を大気圏外において 海上から迎撃することに成功したという 久々に明るいニュースも報告されました。

 このことにより、順次配備されているペトリオット・ミサイル(PAC-3)と イージスBMDシステム機能を付加した 現有イージス艦(こんごう・ちょうかい・みょうこう・きりしま)で 日本全域を防護することが可能となります。

 このような明るいニュースも 残念ながら一連の防衛省の不祥事によって吹き飛んでしまったようです。

 従って  その後に説明のあった 平成20年度の防衛関係予算に関しても、厳しい質問が続出し、単価の極めて高い装備に対する無駄の削減を求め、国民への説明責任をしっかり果たすよう 強い要望が出されました。

 至極 当然のことと思います。

 20年度要求額 4兆8000億円余りの防衛関係費が 適正に執行されるよう望むところです。

 それにしても  一日も早い 防衛省の権威の復活を期待しています。

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2007年12月19日 (水)

意外な来訪者

 昨日、駐日ベネズエラ・ボリバル共和国特命全権大使が 政務官室を訪問されました。

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 実は、先日別府で開催された 第1回アジア・太平洋水サミットでの 水関連災害管理セッションでご一緒し、パーティーにおいて親交を深めた サルバーノ・ブリセーノ氏の計らいによるものでした。

 彼は ジュネーブにある国際防災戦略(ISDR)の事務局長をされており、母国はヴェネズエラとのこと。大変明るく陽気な紳士でした。

 その彼が ベネズエラ大使に話をし、是非 山本を訪ねて行くようにと指示を出した故の訪問だった訳です。

 私の秘書官が、大使の来訪を告げ、二人の男女が入室されてきました。

 二人とも日本人。ベネズエラ大使はどこにいるのかと暫く待ちましたが 一向に現れません。

 まずは男性と名刺交換すると、そこには 駐日ベネズエラ大使  石川成幸と書かれてありました。

 ところが 話を始めると、大使は ベネズエラ語(スペイン語)で話し、隣りの女性が通訳をするという状態になりました。

 よくよく伺ってみると、大使のご両親は日本人であり、ベネズエラに移民したとのこと。従って 大使は 日系2世とのことでした。

 意外な来訪者に ようやく納得した次第です。

 実は 大使は日本語も大変上手であり、通訳に若干の単語を聞きながらも、その後は 日本語で楽しくスムーズに会話を楽しみました。

 来年1月後半に、再び サルバーノ・ブリセーノ氏が来日するということで、夕食を大使公邸でご一緒する約束をしたところです。

 ところで ベネズエラの大統領は、あのMr.チャベス氏でしたっけ。

 

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2007年12月18日 (火)

手づくり郷土賞(松山ロープウェー街)

 12月17日(月) 午前9時から 松山市役所で開かれた「手づくり郷土(ふるさと)賞」認定証伝達式に出席しました。

 この賞は、地域固有の自然や歴史、伝統、文化などを活かした、個性的で特色のある地域づくりに官民一体で取り組んでいるところを、国土交通省が認定するものです。  Img_0678

                                            

                                  

                                   

 松山市は、正岡子規・秋山好古・秋山真之という郷土の偉人を主人公にした 司馬遼太郎の作品「坂の上の雲」をメインテーマとした町づくりに着手しています。

 先般、その中核施設となる「坂の上の雲ミュージアム」が完成し、さらに町全体を博物館に見立てた「フィールド・ミュージアム」構想に基づき、「松山ロープウェー街」の整備事業を推進しているところです。

 今回、国土交通省の支援施策である「まちづくり交付金」を活用した この「松山ロープウェー街」が、地域整備部門から「手づくり郷土賞」に認定されました。                                     

 実は、先般 大賞部門で認定された西条市の取り組んでいる 水をモチーフとした「アクアトピア」の認定証伝達式にも出席させていただきました。

今回の受賞に際しては、松山市長の強力なリーダーシップが発揮されたことは言うまでもありませんが、当日 出席された松山ロープウェー街の3つの商店街振興組合の皆さんや松山東雲ボランティアセンターの先生・生徒の皆さんなどの協力があって  初めて成功したとのことでした。

 通常  商店街の活性化策については、各々の意見が対立し、合意に到るケースは 大変少ないものです。

 ところが、この「ロープウェー街」については、松山市長のフィールドミュージアム構想を綿密に説明した上で、そこに関わる商店街や学校の皆さんが 2年間にわたり 徹底的に議論し、納得した上でスタートさせたとのことであり、その間の苦労話を沢山聞くことができました。

 この「松山ロープウェー街」は、松山市中心部に位置し、重要文化財の松山城へ登るためのロープウェー駅舎までのメインエントランスとして賑わう地域でしたが、ご多分にもれず近年空き店舗が目立つようになりました。

 そこで 行政と住民が共同して景観整備を行い、地域コミュニティ促進と観光客が快適に長時間回遊できる空間づくりをめざし、地域活性化に弾みがついたのです。

 この表彰を契機に、松山市が官民一体となって「坂の上の雲の街づくり」にさらに積極的に取り組まれるよう期待しています。

 私も、いつもは車で通るこの「松山ロープウェー街」を久し振りにゆっくりと歩いて散策させてもらいました。

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変身する商店街(高松丸亀町商店街)

 同日、松山ロープウェー街を視察した後、車で高松へ向かい、大変おいしい讃岐うどんを「郷屋敷」という有名なお店でいただきました。

 何と 釜揚げと生じょうゆの2品を食べて 腹一杯!

その後、政務官になって初めて四国地方整備局を訪問し、事業概要の説明を受けた後、ヘリポート・災害対策室 等を視察し、整備局職員への訓辞を行いました。

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 次の視察地は  丸亀町商店街。

何故 高松市内に丸亀町商店街があるのだろうか?

大変 奇異に感じられましたが、昔々 丸亀に住んでいた商人の皆さんが、高松へ移り住み、商店街を作り上げたとのことでした。

 この商店街も 他と同じく 空店舗が目立ち、衰退の一途を辿っていたようですが、高松丸亀町商店街振興組合の新・旧理事長はじめ役員の皆さんの多大な尽力により変身を遂げつつあります。

 丁度 この視察の二日前の夜のNHK番組でも取り上げられ、三人の中心人物が商店街の変身策を語られていました。当日は、現 理事長の古川康造氏から 説明を受けることができましたが、その手法に大変驚かされました。

 簡単に言うと、商店街の皆さんと行政が第三セクターの会社を立ち上げ、所有権と借地権を分離した商店主から 借地権を頂戴し、この街に適した新たな店舗をつくり、商店主には地代を支払っていくという構図です。

 これは大変斬新な手法でありますが、お年寄一人で経営している人や長年商売をしている人々を説得するには、想像を超える苦労があったはずです。

 しかし、殆どの店舗が赤字経営であるという実態と、それぞれの人々の将来の生活設計についても丁寧に相談に乗り、十分納得させることができたとのことでした。

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 現在、A街区は、ドーム広場と高級ブティック街 フレンチ・レストランや大規模書店、そして商店街に住む人を呼んでくるためのマンションの整備が完了し、隣接する大型デパートとのコラボレーションが順調に進んでいるとのことでした。

 今後、お祭り広場やシネコン、温泉スパ&エステ、レストラン、地産地消街などに変身するG街区の整備をスタートさせ、B街区からF街区までの整備は、「美・健・ファッション街」「アート・カルチャー街」「ファミリー&カジュアル街」として変身するために順次進めていく予定です。

 2㎞以上に及ぶ 長い丸亀町商店街が、所有権と借地権との分割という手法により、新しい機能を有しつつ、人の住む街として生まれ変わることを 大いに楽しみにしたいと感じました。

 近所には、近々2店目の大型商業施設が進出してくるとのこと、それだけに、商店街の皆さんの成功を祈っています。

 視察後、高松空港から一路 羽田へ飛び立ち、たった一日の充実した日を堪能しました。

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2007年12月14日 (金)

外交日程 続々と

 12月11日・13日・14日と続いて外交関連の会合が相次ぎました。

 12日には  A国大使着任歓迎会、13日にはインドの経営者バンガロール氏を囲んでの朝食会と オーストラリア大使館の書記官の政務官室への来訪、そして 夕方からは B国大使館における 大使 及び 関係者との懇談会、さらに本日は、世銀のエゼクウェシリ(アフリカ担当)副総裁と我々AU議連役員との懇談会という具合です。

 今や「ジャパン  アズ  ナンバーワン」というスローガンが虚しく響く状況になってしまいつつありますが、各国の人々との交流を深める度に、諸外国の日本への期待が まだまだ高いということに気付かされます。

にもかかわらず、インド洋における日本の国際貢献の象徴となっている給油・給水作業すら、国内の党利党略による瑣末な議論によって中断している現況を本当に情けなく、残念に思っています。

 他国の人々にとっても 恐らくや理解しづらいことだと改めて認識させられる今日この頃です。 

 ところで、常々思うことですが、中・高・大学と長らく英語を勉強した割には、その成果が出ていない自分自身の語学力に これまた情けなく思う次第です。

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2007年12月13日 (木)

初めての励ます会

 昨日(12月12日) 憲政記念館において「山本順三君を励ます会」が大勢の皆さんの出席をいただき、盛大に開催されました。

 この会は、森 喜朗先生をはじめ  7名の方々の発起によるものですが、私にとって 東京での初めての大規模なセミナーです。

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 というのも、昭和58年に28歳の若手県議会議員として 政治の道を進み始め、6期21年余りの県議生活、続いて 3年半になる参議院議員としての政治生活をあわせて  25年 すなわち四半世紀。

 順調に歩むことができ、さらに先般 国土交通大臣政務官にも就任させていただいた機会をもって  開催した次第です。

 東京において大変懇意にして頂いている皆さんと楽しい一時を送ることができ、森先生や青木幹雄先生・矢野哲朗先生・冬柴鐵三大臣・若林正俊大臣・鈴木政二参議院国対委員長・谷川秀善清風会々長・村上誠一郎愛媛県連会長 等々の皆さんから  大変有難いお言葉を頂戴しました。町村信孝官房長官が急遽 会場に来られなくなったことは 少し残念でしたが・・・

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 いずれにしても、皆さんのご期待にこたえられるよう 精進を重ね、2年半後の選挙も勝ち抜かなければと 志を新たにしたところです。

大変有難うございました。

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 尚、来年2月8日(金)には、松山において 森 喜朗先生を講師として 同様のセミナーを開催する予定です。

 是非 ご参加下さいますよう、ご案内申し上げます。

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2007年12月12日 (水)

泣く子と地頭と政府には勝てぬ。

 昨日(12月11日) 福田総理と石原東京都知事が会談し、地方自治体間の税収格差の是正問題について、東京都の法人事業税 約3000億円を財政力の弱い自治体に回すことで合意しました。

 石原知事 曰く、「泣く子と地頭と政府には勝てない」

 けだし  名言!なのかな?

 現在の税体制は、たとえば 全国各所に工場を有しながらも  本社を東京に置く企業が極めて多い故、地方法人二税の偏在が顕著になる傾向があります。

 たとえば その偏在度は  東京は長崎に比べ  6.5倍という状況です。

 国の財政状況 極めて厳しい折柄、また地方財政はさらに逼迫している状況の中、中央と地方の格差を是正し、地方が生きのびていける方策を私達は早急に推進していかなければなりません。

 そして 真の地方分権をめざすことが 今こそ求められていると思います。

 そのような観点から考察すると 今回の地方法人二税の一部を都会から召し上げ、田舎に分配するという手法は、地方法人二税が景気動向に左右されやすく、増減が激しい税である故、本来の地方分権をめざす上での安定した税体系・偏在度の小さい税制とは 残念ながら言い難いものであると言わざるを得ません。

 本来であるならば、将来の消費税を含む抜本的税制改革に到るまでの間は、比較的偏在度の小さい地方消費税(現在 消費税5%のうち1%が地方消費税)を1%から2%にアップし、地方法人二税のうち、アップした1%分(2.6兆円)を国税にもどすべきだと思っています。

 いわゆる税の偏在是正を  税源交換を基本に検討すべきということです。

 これにより、地方の税収は安定し、地方税改革の方向に対応することができるのです。

 真の地方分権をめざすためには、単に都会の豊かな地方法人二税の一部を 分け前として 地方が頂戴するという発想ではなく、偏在度の低い 根本的な地方税制システムの構築を図るべきだと思います。

 残念ながら  この税源交換による対応は、消費税のあり方も含めた抜本的な税制改革の中で 総合的に検討すべきものとされました。

 まあ、このような前提条件を確認した上での 今回の地方法人二税の一部を東京・大阪・愛知・神奈川の都会から  地方へ再配分するとの決定です。従って、緊急避難的措置として税の偏在度を小さくし、地方の活性化策を模索することに賛同する次第です。

 加えて一番大切なことは、三位一体改革の名のもとに、そして地方分権という名のもとに この3年間で5.1兆円もの地方交付税が減額されたことが、地方財政を逼迫させた最大の原因であることに鑑み、地方交付税の総額確保に加え、少しでも地方に夢や希望を与えるべく その増額を図ることだと思っています。

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2007年12月11日 (火)

TICAD Ⅳ

   国交省から国会議事堂へかけてのいちょう並木の鮮やかな黄色も 若干 色あせかけたようです。  そろそろ 冬の訪れを実感する季節となりました。

 あの暑かった参議院選の頃が遠い昔の如く感じられる程  季節の移ろいは早いものです。

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 本日 お昼に恒例の政務官会議が総理官邸で開催されました。月2回 第2・第4 火曜日に開かれるこの会合では、二人の大臣政務官から 自分の担当している懸案事項を議題にしての報告があり、その後 意見交換をしています。

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 本日の議題は、刑事施設における現状と課題(古川法務大臣政務官)と  TICADⅣに向けて(中山外務大臣政務官)でした。

 TICADⅣって 何?

殆どの方は ご存じないと思います。

 第4回 アフリカ開発会議の略です。すなわち1993年10月に TICADⅠが東京で79ヶ国(アフリカ48ヶ国)・26国際機関が参加する中 開催され、5年毎に 2回・3回そして今回 4回目の会議が来年5月に 横浜で開催される予定となっています。

 参加する国や国際機関も順調に増加しており、今回は アフリカ52ヶ国へ働きかけた首脳のうち、35ヶ国以上の首脳の出席を期待しているところです。

 今回のテーマは「元気なアフリカを目指して」。貧困やHIVエイズに悩むアフリカを支援し、①成長の加速化 ②人間の安全保障の確立 ③環境・気候変動問題への取組 のために 国際社会の知識・ノウハウ 及び 資金を結集して アフリカ開発へ向けての具体的取組を打ち出すとのことです。

 現在アフリカ諸国においては、中国の進出が目立ち、その資金力をもって「支援と資源」外交が積極的に展開しており、欧米諸国も注目しています。

 先般 中国でも同趣旨の会議がアフリカの30ヶ国を超える首脳を招待して開催されました。

 日本は、日本独自のアフリカ支援策を模索し、中国とは違った アフリカ諸国との友好の絆を深めると共に、戦略的互恵関係を結んでいかなければなりません。

 財政状況厳しき折柄、ODA予算を大幅に増額することは困難かもしれませんが、政治の約束でもある「アフリカに対するODA倍増」を達成するために この機会を最大限活用するよう期待します。

 特に来年は 5月開催予定の TICADⅣに続き、7月には 北海道洞爺湖サミット(G8)が開催されます。

 双方が有意義に、また有機的に連携する中、日本での同時期に開催される効果を 十分発揮するよう 併せて期待しています。

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2007年12月10日 (月)

北欧にも蒙古斑?

 蒙古斑とは、日本人の子供のお尻などに見られる青いあざであり、成長につれ 徐々に消えていくことは 皆さん体験済だろうと思います。

 先日、アジア・太平洋 水サミットに参加し、国土交通省のN課長と会話をしている時、蒙古斑の話になりました。

「実は、蒙古斑は日本人だけでなく、その名の如くモンゴルの人々に見られ、さらにトルコや北欧のフィンランド そしてハンガリーの人々にも見られる現象である。

これは昔むかし、ウラル・アルタイ族が、東へ西へと移動し、東はモンゴル・韓国・日本へ(中国は漢民族)、西はトルコ・フィンランド・ハンガリーへと移動した事実がある。

もともと同一民族であったと思われる人種であるが故に、地域は違えども 同じ人種的特徴 すなわち、蒙古斑が各々にあるのだ。」 

 N課長は  その道の専門家であり、つい先日もその地域へ出張し 事前勉強した結果、この事実を確認したとのことでした。

 実は 私も知っていた!

 昨年、参議院の同僚とモンゴルを訪問した際、蒙古斑の話題に花が咲き、それならば 世界的組織に発展していくような各国国会議員による 蒙古斑議員連盟をつくろうということになりました。

 その後具体的な動きは まだありませんが、この事実を多くの日本人に知ってもらい、自らのルーツを探究することの大切さを 共有できればいいと思っています。

 ところで、あなたのお尻には、本当に蒙古斑は消えてしまっているのでしょうね。

 お互いに確認してみましょう、念のため。

最後に一言。

 もともとのルーツは、約2000年前に、ゴビ砂漠のオアシス都市を属国としていた遊牧民 匈奴(フンヌ)という黄色人種が、東と西に別れたとのこと。

従って

 フンランドが フィンランドへ

 フンガリーが ハンガリーへ 

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2007年12月 7日 (金)

バイオリンロボット

 本日の新聞に  トヨタ自動車の開発したバイオリンロボットの記事が掲載されていました。確か トランペットを演奏するロボットも トヨタ製だったと思いますが、ホンダのアシモも含め、次世代ロボットの開発が急速に進んでいます。

 先日、上野の国立科学博物館で開催されている 大ロボット博を視察した時、最先端の制御装置などの技術レベルの高さに驚かされましたが、これから益々 各社の競争が激化することになるでしょう。

 このバイオリンロボットは、高さ1.5m 重さ56kgで 2足歩行する人型ロボットで、17の関節を内蔵することにより、極めて繊細な力加減を制御することができるそうです。

 この技術がさらにレベルアップすれば、人間活動をサポートする機能、たとえば 身近な家事のお手伝いから 高齢者をやさしく持ち上げるなどの介護・医療分野での応用など、広範な分野での利用が見込まれるところです。

 そして これからのロボットの開発は、ロボットの身体能力を高める方向から 知能の進化を研究する方向へ さらに飛躍していくものと思われます。

 ただし、ロボット市場は 未だ形成されておらず、ニーズも多様であるため、ロボット事業としてのビジネスモデルを検討するには 今しばらくの時間を要するかも知れませんが、そう遠くない将来、経産省の予測によれば 2025年に世界市場は6兆2000億円になるとのことです。

 恐らく このロボット事業は、未来の国の基幹産業に成長するでしょう。 

 ただし、あまりにロボットの知能が進化し 将来どこかの映画で観たような 人間とロボットの戦いが始まらないようにと つい心配してしまう自分に苦笑してしまいました。

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2007年12月 6日 (木)

時速500km

 山梨リニア実験センターを平井副大臣と共に訪問し、リニアモーターカーに試乗して  時速500kmの速さを体感してきました。

いやあ、本当に速い!

Photo   

 当日は JR東海・鉄道総研・鉄道運輸機構の幹部の皆さんから、概要説明を受けた後、約25分間の試乗をし、その後指令室の視察をし、センター屋上より リニアの高速走行風景を目の前で見せて頂きました。

 500kmのスピードで走行するリニアが、轟音をたてながら 一瞬のうちに 目の前を通過する迫力は、本当にすごいものでした。

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 超電導磁気浮上式鉄道(超電導リニア)は 平成9年4月から  山梨実験線(18.4km)において 走行試験を行っており、将来 現在の新幹線のバイパス的役割を果すべく、東京大阪間(約1時間)の営業運転をめざしています。

 有人走行として 世界最速の581kmを記録しており、累積走行距離は 約60万km、一日最高走行距離2.876kmなど 走行試験データの積み上げをしているところです。

 「超電導とは?」「超電導リニアとは?」などについての解説は省略しますが、常電導リニアの上海トランスラピッドよりも 性能は良く、浮上高さも  常電導の1cmに比べ 超電導では10cmとなっているそうです。

 車内は ほぼ新幹線仕様であり、発車時は、ゴムタイヤでの極めて加速性の高い地上走行ですが、時速 約160kmで浮上し、その後は車輪を格納して走行します。

 時速500kmに到達するまでに、時間で約80秒、距離で約6km しか必要としないのですから驚きです。

 もちろん、コンピューターでの自動制御ですから 運転士のいようはずもありません。 ただし乗務員は 常に乗車するとのことでした。

 時速500kmの時の車内の様子は 特段変化はなく 安定走行でしたが、やはり リニアの空気を切る音が若干気になりました。次期の研究課題となっているようです。  Photo_2

                                               

                                            

         実験センター外観

                                 

 いずれにしても、リニアの営業運転に向けての指示がいつ出ても、すぐに対応できるだけの技術力はあるとのことですから、今後 新幹線に続く夢の鉄道(レールはありませんが・・・・)として 早く 陽の目を見てほしいものです。

 帰京後は、早速 税調小委員会へ駆けつけ、議論に参加したところです。

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2007年12月 5日 (水)

第1回アジア・太平洋 水サミット①

 12月3日から5日まで  大分県別府市において 第1回アジア・太平洋 水サミットが開催されました。このサミットは アジア・太平洋 水フォーラム(森喜朗会長)の主催により、各国首脳・各界のリーダーを招いて、各地域の水問題を解決するための具体的政策について議論し、新しい方針を発信するために開かれたものです。Img_0635                                                                                                                                                                                                                                       

 二日間共  皇太子殿下のご臨席を仰ぎ、加えて オランダ皇太子や9ヶ国の首脳 そして20ヶ国以上の閣僚級 さらに多くの国連・国際機関の参加により  大変盛大かつ有意義なサミットとなった次第です。

 全体テーマは「水の安全保障:リーダーシップと責任」、優先テーマは「水インフラと人材育成」「水関連災害管理」「発展と生態系のための水」とされ 極めて熱心な討論が展開されました。

 私も国土交通大臣の代理として、2分野のセッションで発表の機会を得ましたが、特に「水と気候パネル:氷河と水問題」のセッションの時には、目の前に 皇太子殿下と森喜朗議長がお座りになっている状況の中、大変緊張しつつ 意見発表をさせていただきました。Img_0629_2

                                         

                                        

                                     

                                   

 私の発表の間、皇太子殿下は熱心に耳を傾けられ、メモまで取られ、出発の際には 大変お優しく ねぎらいのお言葉を頂戴いたしました。   まさに光栄の至りでした。

 ところで、発表の内容について若干ご説明しておきます。

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第1回アジア・太平洋 水サミット②

Img_0625                                                                                                                                                                                        

 私と一緒に意見発表された アルピニストの野口健さんも 実体験を述べられておられましたが、

「エベレストに登る度  風景が変わりつつある。ゴミ問題も大変であるが、地球温暖化により ヒマラヤの氷河がかなりのスピードで溶解し、それによって出現した巨大な氷河湖の崩壊による大規模災害が懸念されている。何とかしなければ」

という状態が、いまヒマラヤ地域で起こっています。

 また 先月は あのハリケーン カトリーナ同様の大型サイクロン「シドル」の直撃を受けたバングラデシュでは 3000人以上の人々が命を失いました。

 さらに 中国やインド・ネパールにおける記録的な洪水、オーストラリアにおける5年にも及ぶ記録的な渇水、そして 我が国においても 同様の気候変動の影響による被害を受けていることは ご案内のとおりです。

 私達は、アジア・太平洋地域が  世界の洪水による死者の80%以上を占めている水関連災害の頻発地域であることを再認識した上で、ハード・ソフト両面における日本の高度な技術力を駆使して、各国の協力を推進しつつ、災害軽減のために 大いなる貢献をしていかなければならないと実感しました。

 そのためには、各国 及び 各機関相互の情報交換と人材育成が必要です。

 また  災害対策だけにとどまらず、「安全な飲料水にアクセスできない人が7億人」「基本的な衛生設備(トイレ)のない人が19億人」という事実に対して、統合水資源管理(IWRM)という合い言葉のもと、飲料水と衛生施設へのアクセス整備にも 意を用いなければならないと思った次第です。

 さらに ツバル・パラオ・ナウル等々の首脳からは 気候変動による海面上昇により、島が沈む、すなわち 国がなくなりつつある、そして 移住しなければならない、という 深刻な発表もありました。  日本の行動力が 今 大いに期待されているのです。

 それにしても、多くの首脳と二日間  大変有意義な会議の時間を共有し、また親密な交流をすることのできた今回のサミットは  私にとって 大変貴重な体験を与えてくれました。

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     パラオ大統領と共に

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