岩手・宮城内陸地震の被災現場を視察して
6月30日から7月2日まで、鹿児島県の奄美大島・種子島・屋久島の視察に行ってきました。
国土交通省 都市・地域整備局には離島振興課も属しており、原油高をはじめとする物価高騰に悩み、離島航路の存続が危ぶまれている離島地域の現場を把握し、現場の生の声をしっかりと受けとめてくる目的での視察です。
この報告については、後日改めて掲載する予定です。
その数日前、6月27日に金子政務官と一緒に、岩手・宮城内陸地震の被災地の現況と その復旧状況を視察しました。
午前9時16分発の新幹線「はやて11号」に乗り込み、11時に仙台駅に到着後、早速 東北地方整備局へ向かいました。
そこで局長から被災現況の説明を受け、局内の災害対策室のメンバーを激励した次第です。
その後、自衛隊霞目飛行場より、東北地整の大型ヘリコプター「みちのく号」に乗り、上空より、一関・奥州・栗原地域を巡り、
○石淵ダム・胆沢ダムの被災現況
○国道342号の落橋現場
○駒ノ湯温泉の土石流被害現場
○荒砥沢ダムの大規模土砂崩落
○湯ノ倉温泉地区をはじめとした河道閉塞状況とその対策状況 等々
を視察し、ヘリを降りた後、河道閉塞復旧のための直轄砂防災害関連緊急事業2ヶ所の実施現場を訪れ、現場説明を受けました。
続いて、栗原市役所を訪問し、東北地整の現地災害対策本部を激励し、栗原市長にお見舞を申し上げ、早期復旧をお約束して、午後3時50分くりこま高原駅発の「やまびこ60号」に乗り帰京したのが、今回視察全行程でした。
岩手・宮城内陸地震の被災地現場写真はこちらをクリックしてください。
今回の地震の破壊力は本当に凄まじいものでした。![]()
マスコミ報道でご承知のとおりと思いますが、山が大きく動き、橋が崩れ、道路がふっ飛び、土石流が一気に押し寄せるが如き現状に身の毛がよだつ思いがしました。
この地震が今回のような山中ではなく、都市部の直下で起きていた場合、さらにどのような被害が出ていたか、想像することすらできません。
被災地の皆さんに心からお悔み申し上げ、お見舞を申し上げる次第です。
国土交通省としても、災害復旧に全力をあげて取り組んでいます。
特に今回、発災直後から、国交省の「テック・フォース」が迅速に行動し、また現場に張り付いた職員が不眠不休の24時間体制で二次災害防止のため、活動していることに対し、国民の皆さんからの高い評価を受け、特に現地の方々から「やはり頼りになるのは国交省」との有難い言葉を頂戴したことが不幸中の幸いでした。
私達は、安心・安全という言葉を災害に遭遇した時 改めて再認識しますが、平素からその重要性を心に留めなければなりません。
そのための防災対策や社会資本整備の必要性を決しておろそかにしてはいけないと自戒したところです。
国土交通省に対する逆風は相変わらず激しい状況ですが、多くの職員が全身全霊を傾けて 職務を遂行していることにも 若干のご理解を賜りたいものです。
当たり前だと言われれば、それまでですが・・・。
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