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2011年10月28日 (金)

被災地岩手・福島を訪ねて④

 さて続いて陸前高田市から約30分、宮城県気仙沼市に向かい

ました。

  

 ここでは地元選出の衆議院議員小野寺議員の先導をいただき

ました。

  

 彼自身、ご家族に犠牲はなかったものの、家も車も後援会事務

所もすべて流されてしまったとのことです。

                     ↓残骸となった水産加工施設

Img_1211   ここ気仙沼の被災の模様

もテレビの映像で何度も見ま

したが、実際に津波に襲わ

れ、火災が起きた場所を視

察しました。

  

 陸前高田市と違い気仙沼

は まだまだガレキ処理が大変遅れており、復興どころか復旧す

らメドが立たずといった状況です。

                     ↓道路は浸水対策でカサ上げ

Img_1210_2  その理由としては、地盤沈

下により満潮時には旧市街

地や漁協周辺が浸水し、土

地のカサ上げのメドが立って

いないこと、また、水産関連

施設や銀行等が廃墟のまま

にされていましたが、資本金

1億円以上の企業は自己資金によりガレキの解体・撤去を行う

べしとの方針により、未だ手つかずの状態にならざるをえない

こと。

 等々があげられるとのことでした。

  

 何か不条理を感じつつ、一刻も早い復旧・復興を願わずには

いられません。

  

 気仙沼漁協の専務さんがおっしゃっていましたが、「地盤沈下

により土地もなければ、道路もない。予算あれども着工すらで

きない」

という嘆き節のままではいけません。

                    ↓気仙沼の市街地に打ち上げられた大型船

Img_1206  水産業の95%が被災し、

被害額は元通りにするため

には約700億円、また出荷

額1000億円、労働人口約

4100名の水産加工業も、

現在出荷額0,労働人口0

の状態から早急に脱却でき

るよう、国も全力で取り組まなければならないと漁協を後にしな

がら痛切に感じたところです。

  

 それでも 水産加工施設や冷蔵倉庫がないにも拘わらず、カ

ツオが水揚げされ始めており、氷詰めのカツオの入った発泡ス

チロールの箱が山積みされていた光景に若干の安堵感を覚え

ました。

                     ↓菅原気仙沼市長と共に

Img_1213  その後 気仙沼市役所を訪

問し、菅原市長・加藤副市長

と面談しました。

  

 市長からは、3次補正に計

上されている災害復興交付

金に期待し、区画整理事業

や道路整備をめざすつもりだが、この交付金による基幹事業や

効果促進事業がどこまで自由度の高いものであるのか心配し

ているとのことでした。

  

 国と地元の協議を踏まえた上での復興計画・土地利用計画が

未完成のまま、集団移転等の土地利用計画を立てたが、現在

建築制限をかけている状況の中都市計画決定までにかなりの

時間を要するであろうことも危惧されていました。

  

 それにしても、陸前高田市でも伺ったと同じような心配がこの

気仙沼でも聞かれたことが気にかかります。

  

 それは、市民の勤労意欲の減退という点です。

  

 被災者の皆さんの心が折れてしまわないうちに、失業保険の

問題点も併せ、十分な対応が今 求められています。

  

 短時間の気仙沼滞在の後、一路再び一関駅へ。

  

 約1時間半車で走り、東北新幹線はやてに乗って仙台へ、仙

台で乗り替えやまびこで郡山へ、続いて参議院の先輩議員で

ある岩城先生の手配による車でいわき市へ、長い旅の終点は

最近復活したスパリゾートハワイアンズでした。

  

 まさかフラダンスを見る訳もありませんが到着したのは午後

8時頃。

  

 岩城先生と会食の後、疲れ果てて眠りにつきました。

  

 昨日の寝台列車の旅から本当に長い一日でした。

  

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