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2011年10月26日 (水)

被災地岩手・福島を訪ねて②

 昼食後早速時間を惜しんで陸前高田市の仮庁舎へと向かいま

した。

  

 ここの市長は 青年市長会の縁で地元四国中央市の井原市長

と親しくしていたため、彼から連絡を取ってもらい約30分間面談を

しました。

                     ↓戸羽陸前高田市長

Img_1181  戸羽市長はご自身の奥様

はじめ身内の方をこの津波

により失ったにも拘わらず、

市民の為に不眠不休で復

旧・復興の先頭に立っておら

れる方です。

  

 彼の話によると、

○ガレキの処理には約3年間を要するであろう(県の方針)が、

その受入れ先を探すことが難題である。

                   ↓ 高台移転へ向けて造成が進む

Img_1180 ○住宅地等の高台移転を視

野に入れている。山を削り造

成していくことは現法律にお

いては開発行為となり、その

許可を受けるまでの手続き

に8~9ヶ月を必要とし 遅々

として進まない。復興特区の

名のもとに、非常事態に対応した権限委譲など規制緩和を積極

的にしてもらいたい。

  

○復興庁の設置による機動的な復興施策をとってもらいたいが、

被災してはや7ヶ月。あまりにも遅すぎる。

                     ↓ 戸羽市長より聞き取り

Img_1183 ○3次補正予算には期待し

ているが、住宅地造成や企

業誘致などの土地利用計画

策定に対して優先順位を明

確にするなど、国の復興計

画を地元の意向を尊重しな

がら早く立ててほしい。

                    ↓狭い仮庁舎で働く職員の皆さん

Img_1185_3 ○海岸附近に防災メモリア

ル公園を国営でやれるかど

うか検討してほしい。

人口23,500人のうち 

約1,700人が犠牲となり、

100人を超える市職員や

49人もの消防団員の犠牲

をどうしても街の復興の礎として、後世に伝えたいから。

  

○陸前高田市はあまりにも大きな被害であったが故に、逆にガレ

キ処理は順調に進んだ。しかし、ガレキ処理(日当12,100円/

人)だけに従事していることに対する徒労感を持つ人々も多く、雇

用対策に全力あげていきたい。

  

○ところが求人をかけても あまり人が集まらない状態も散見され

るようになった。義援金や補償金、雇用保険をあてにする一方、勤

労意欲が萎えて心が折れそうになっている人が増えていることを

危惧している。

  

○防潮堤12.5m、土地のカサ上げ5mをめざして旧市街の復興

をめざしているが、どの位の予算が必要となるのか見当もつかな

い。(今回の津波は13.8mであった)

  

等々、                  ↓戸羽市長と共に

Img_1184_2 市長から様々な意見や要望

を聴取させていただくことが

できました。

  

 大変立派な市長さんでした

ので、必ずや陸前高田市復

興の先頭に立って頑張ってく

れるものと期待していますが、やはりキーポイントは政府の復興

へ向けての具体的な対策が早期に求められていることだと再認

識したところです。

  

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