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2011年11月 1日 (火)

被災地岩手・福島を訪ねて⑥

Img_1217  広野町の仮役場を後にして

次に向かったのは楢葉町に

あるJヴィレッジです。

      Jヴィレッジのスクリーニング施設

 ここは元々サッカー施設の

あった場所ですが、現在は

芝生も撤去されてコンクリー

ト舗装され、福島第一原発で働く方々や車輌のスクリーニングの

拠点になっているところです。

                      ↓荒れた住宅周辺

Img_1225_4  以前 外交防衛委員会の

視察で私は訪問したことがあ

りましたが、その時は時間の

関係上バスから下車すること

ができませんでした。

      

Img_1221_2  今回は大熊町の鈴木副町

長の先導をいただき、防護

を着用して原発から20k

内の警戒区域の状況視察

することができました。

      防護服で身を固める山本

 この防護服は デュポン・

イベック・ソフトウェアという化学防護服であり、マスクと手袋も併

せて着用します。

                      ↓人気のない住宅街

Img_1239_2  尚、鈴木副町長は、現在大

熊町が仮役場を置いている

会津若松からわざわざお出

かけいただきました。

 

 Jヴィレッジから富岡町・大

熊町を通り原発が裸眼で確

認できる高台へ向けて車を走らせました。

 

 一旦警戒区域に入ると車も殆ど走っておらず、人の気配も残念

ながらありません。

                       ↓荒れた田

Img_1228  本来稲穂が収穫直前の

状況である田んぼには悲し

いかな、雑草が生い茂るの

み。あのセイタカアワダチソ

ウが到るところに群生して

いました。

 

 道中、放たれた牛の群れが田んぼの中で草を食べている光景

に出くわしましたが、何とも切ない気持ちです。

 

 車中でガイガーカウンターを起動させましたが、車が進むにつ

れ その数値がどんどん上がっていきます。

 

 0.5マイクロシーベルトから0.8 ・ 1.5 ・ 5 ・ 8 ・いよいよ10

を超えました。

 

Img_1237   途中、福島県の原子力災

害対策センターいわゆるオフ

サイトセンターに立ち寄りまし

た。    オフサイトセンター正面にて

 

 まさに原子力災害対策の

最前線であったこの施設は、

14日夜原子炉本体の状況が深刻になったため 翌15日に福

島市内へ移転したとのことです。

 

 その時の状況が想像できる程、この施設の内部は3月14日

突然時間が止まったかの如く、当時の状況そのままを残して今に

至っている状態でした。

  Img_1231_2                    ↓オフサイトセンターの状況

 皆さんあわてて避難したの

でしょうか。その時点ではま

だ住民すべての避難が完了

していなかったのではないか

との疑惑も生じているようで

すが・・・。

 

 その後さらに原発へ近づいていきます。線量計が10マイクロ

シーベルト(時間当たり)から20・30・50へと上がっていき、警

告音は鳴りっぱなしです。

                       ↓福島第1原発の1号機・2号機

Img_1241  いよいよ福島第一原発を見

渡せる原発南側の高台まで

辿り着きました。

 

 車から降りる時は、靴まで

覆った防護服の上からさらに

靴底を覆うビニールをはき足

します。

 

 この地点は原発から約3km離れたところですが、外壁で覆わ

れた1号機や2号機・3号機の一部を見渡すことができました。

                      ↓原発と除染モデル地区予定地  

Img_1247  ここでの線量は、15マイク

ロシーベルト、地面は23~

24、樹木は30という高い数

値を示しており、あの原発周

辺はどのような状態になって

いるのか、そこで働く人々(約

3,000人)の健康状態はし

かり管理されているとはいえ、大変心配になりました。

   

 一日も早い原発の冷温停止、そしてその後の対策が講じられ

るよう願わずにはいられません。

  

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