阿南・橘湾両発電所視察④
翌日岩浅市長の紹介により、あの青色LEDで大成長を遂げている阿南市の企業の雄たる日亜化学工業の視察を小野さんと一緒にさせていただきました。日亜化学工業前→
1993年あの中村教授により発見された青色ダイオードを基にして、従来の蛍光体を中心とした精密化学品の製造販売から飛躍発展し、紫外~黄色までの窒化物LEDの商品化による応用分野の拡大を進めている日亜化学、さらに青紫色半導体レーザーの開発研究に注力する日亜化学は、独自技術をものづくりの分野に展開して世界に貢献している企業です。 ↑日亜化学工業展示コーナー
現在従業員はグループ全体で7,400名、本社工場に加え、辰巳工場など国内6工場、マレーシア・台湾・上海の海外生産拠点を有し、何と毎年500億円以上の設備投資をしているとのことでした。
阿南市に日亜化学工業が本社を置いていることに岩浅市長は大変感謝していましたが、固定資産税・法人地方税・従業員の市民税等々、市の税収の約20%が日亜化学に関係したものだそうです。↓増築中の工場
さらに県や市に対する寄附も半端ではなく、人口約7万7千人の阿南市の各種基金残高が246億というのもムベなるかなといったところです。
総額60~70億ともいわれている新市庁舎の着工にもかかるとのことですが、その殆どの財源は庁舎建設用の基金として積み立てていることにも大変驚かされました。
今財政難で国・地方が死活問題として苦しんでいる時、何と幸せな市長かなとつくづく思いました。
やはり日本も次代へ向けての新成長戦略を立て、急いで実行していくのみとの感を新たにしたところです。
次に小野さんと別れ、私は一路鳴門へ向かいました。
めざすは、あの世界初の陶板名画美術として有名な「大塚国際美術館」です。
1998年に開館したこの美術館ですが、私は一度も見学したことがなく、敷地面積66.630㎡、建築面積9.282㎡、地下5F・地上3Fの大美術館に初めて足を踏み入れました。↑大塚国際美術館内
館内には、古代壁画から、世界25ヶ国、190余りの美術館が所蔵する至宝の西洋名画1000点余りが、大塚オーミ陶業の特殊技術によりオリジナル作品と同じ大きさに複製して展示されています。 ↓システィーナ・ホール前
長い長いエスカレーターでB3階のエントランスへ到着すると、そこにはシスティーナ礼拝堂のホールがあり度肝を抜かれます。
エルグレコ、レオナルド・ダビンチ、ラファエッロ、ミケランジェロ、レンブラント、ベラスケス、ゴヤ、ドラクロワ、コロー、クールベ、ミレー、モネ、マネ、ルノアール、ドガ、セザンヌ、ゴーギャン、ゴッホ、ルソー、ムンク、ピカソ、シャガール、ミロ、ダリ、ウォーホール、・・・・・。
いやはや複製ではありますが、あまりの名画の多さと大きさに圧倒されてしまいました。
ただし、火曜日ということもあってか、参観者はまばらであり、熱もさめてしまっているのかなと寂寥感を味わうことにもなってしまいました。
それにしても入館料一般3,150円は高すぎますゾ。
また、鳴門大橋周辺にはホテルが立ち並び、架橋完成時の隆盛を思い起こさせてくれましたが、今や昔。
観光産業誘致の難しさと儚さをかみしめる旅の終わりとなりました。
































































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