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2012年1月25日 (水)

冬柴鐵三さんのこと

 元国土交通大臣・元公明党幹事長 冬柴鐵三さんが昨年十二月上旬に突然ご逝去され、1月23日にお別れの会が尼崎市で催されました。

 来たるべき総選挙において 公明党から比例代表候補として公認され、捲土重来をめざされていた矢先の訃報でした。

 私も是非お別れをしたいと思い、23日朝の便で羽田を発ち 伊丹空港経由尼崎市内の会場へ向かいました。

 実は平成20年の安倍及び福田内閣で私が国土交通大臣政務官を拝命した際の上司である大臣が、冬柴さんでした。

 当時 道路特定財源や公益法人改革で大変ご苦労された冬柴大臣でしたが、持ち前の粘りと誠実なお人柄により 難題に敢然と立ち向かわれていたお姿が今も昨日の如く甦ってきます。

 常に笑顔を絶やすことなく、優しさ溢れる温顔で実においしそうにお酒を飲む場面が大変印象的でした。

 ちなみに冬柴さんの一番好きなお酒の銘柄は 愛媛の「梅錦」。

一度大臣室に梅錦を注文してお届けしたところ、大臣が政務官室までわざわざお越しになり、「山本政務官にお礼を言っておいて下さい」と伝言されたとか、私の秘書官が大層驚き感心していたことを思い出します。

 さらに、梅錦の山川酒造の社長さんにまで丁重なお礼状を出されていたことを後で知り、その律義なお人柄に再び驚かされました。

 また、国交省の組織改革を政治家主導でやろうと提唱され、当時の副大臣・政務官と一緒に、六法全書を片手に、自ら素案をしたためる姿に感動したのは私一人だけではなかったと思います。

 常に感謝と報恩を旨とし、小さい頃からご苦労され、さらに苦学されて弁護士になられたバイタリティーにはただ頭の下がる想いです。

 生涯、国民のため・尼崎の皆さんのため・目の前の人のために頑張られた悔いのない人生を送られたものと推察します。

 冬柴さんの遺言にはこのように記されていたそうです。

 「吾道一以貫之(わがみちはいちをもってこれをつらぬく)

 私の一生は、父母への感謝、師弟の道、親族一人一人への愛、同志への感謝と報恩、大衆の幸せに奉仕する政治の実現という『いち』即ち初志をぶれることなく貫くことが出来た幸せな生涯であったと総括しています。これから何年生きるか判りませんが、生涯『貫之(これをつらぬく)』ことを断言します。」

 冬柴鐵三さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。

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