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2012年3月13日 (火)

海洋ロマンを求めて

 先般 党本部において 通称海洋ロマン議連が開催されました。

 議題は「先端的な海中探査技術の開発に関する講演」及び「メタンハイドレート海洋産出試験について」です。

 東大生産技術研究所海中工学国際研究センター長の浦環さんからは海中ロボット開発の現状について、杉野ゴム化学工業所社長の杉野行雄さんからは深海シャトルビークル「江戸っ子1号」プロジェクトについて、また石油天然ガス・金属鉱物資源機構理事の辻善弘さんからは、メタンハイドレートについて  それぞれ興味深い話を伺うことができました。

 以前 海洋研究開発機構(JAMSTEC)の地球深部掘削船「ちきゅう」の視察のため八戸沖へヘリで出かけたことを思い出します。

 それ以降、地球深部を探査する「ちきゅう」の動向を常に気にかけており、この海洋ロマン議連にも積極的に参加しているところです。

 いまこの「ちきゅう」は、東日本大震災時の海底巨大変動や地震メカニズム、福島原発から放出された放射性物質の海洋拡散、メタンハイドレート海洋産出試験などについて大活躍しているとのことであり、大変心強く思っています。

 特に、原発事故後の新たなエネルギー資源の一つになるであろうメタンハイドレートは、日本周辺海域にも多く存在されるとされており、今後の開発に期待しています。

 このメタンハイドレートは、水分子のカゴ構造の中にメタン分子が閉じ込められた物質であり、1立方メートルが分解すると160~170立方メートルのメタンガスが発生するとのことです。

 アメリカが実用化したシェール・ガスに続くこの天然ガス資源の開発実用化は、日本のエネルギー戦略の浮沈を左右するといっても過言ではありません。

 まだ5年余りの研究開発が必要とのことですが、一刻も早く具体化できるよう心待ちにしています。

 また東大が開発した自律型海中ロボットや大阪の町工場で開発されたロケット「まいど1号」に触発されて開発された下町の町工場産である深海シャトルビークル「江戸っ子1号」に夢とロマンを感じたのは私一人だけではなかったようです。

問題はやっぱり試験研究予算です。民主党政権のバラマキ4Kの如き政策にかわって、我が国の将来の鍵を握っている海洋開発への国家戦略としての投資を逡巡すべきではないと強く思うところです。

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