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2012年10月11日 (木)

台湾 双十国慶節の顛末

 10月9日・10日の二日間、1年ぶりに台湾を訪問しました。

 訪台目的は、双十国慶節(実質的建国記念日)の祝意を示すため、日華懇のメンバー29人の議員団(超党派)が式典に参列するためです。

 9日は 台北到着後、王金平 立法院院長主催の歓迎式典が盛大に開催され、日台友好の絆を深めました。

 王金平院長は 親日家として 日台親善のために 積極的に活動されており、私も何度もお目にかかっている旧知の仲であります。

 特に 東日本大震災の折には、莫大な義援金を日本に送るために尽力頂くとともに、東北地方復興のため大勢のメンバーを率いて 観光使節団の団長として 東北観光復活に貢献していただいたことは 忘れることができません。

 ただし、この歓迎会に出席する直前に、日本の対台湾窓口機関である 交流協会台北事務所(実質的な大使館)から、翌日の式典において 馬英九総統が尖閣諸島について 「尖閣諸島は台湾の領土である」 との発言があるとの情報が入りました。

 我々 訪台団は、明日の式典に参加すべきか否かについて 意見交換を行い、最終的には 式典前に行われる総統府内での 馬総統との会見には出席するものの、式典への出席は取りやめることとした次第です。

 すなわち 日台友好と尖閣問題とを分けて、双十国慶節への祝意は伝えるものの、領土問題については毅然とした態度を取った訳です。

 午後は、亜東関係協会の廖了以会長主催の歓迎式典が行われ、日台友好の重要性を互いに認識し合いましたが、この会合には、政府の官房長官が敢えて出席され、王立法院長も若干遅れて再度出席されました。

 台湾側の日本議員団に対する配慮が示されたということです。

 現在 日台間は極めて良好な関係にあり、領土問題では我々は一歩も譲ることはできませんが、それを乗り越えていく知恵も 当然出していかなければなりません。

 それでなければ、日台間の関係悪化を陰で ほくそ笑みながら見つめる勢力があることを 忘れてはなりません。

 大変緊張感のある訪台ではありましたが、一方では議員外交の重要性を改めて再認識しつつ、夜 帰国致しました。

121010

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