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2013年8月 9日 (金)

ウナギの危機

 夏の土用の丑の日には、暑さを乗り切るために鰻を食べる習慣がありますが、本年は 7月22日と 8月3日の二日間、「一の丑」「二の丑」という土用の丑の日がありました。

 皆さんも 鰻を堪能されたのではないでしょうか。

 土用の丑の日に鰻を食べるという この習慣の由来には 諸説があるようですが、一般的には 平賀源内が発案したと言われています。

 源内は 民間の伝承からヒントを得て「本日土用の丑の日」と書いて 鰻屋の店先に貼るよう勧めたところ、物知りとして有名な源内の言うことならということで、その鰻屋は大変繁盛したとのこと、他の鰻屋もそれを真似るようになり、この風習が定着したとされています。

 ところで この日本人が大好きな鰻のかば焼き・鰻重が 簡単には食べられない日が来るかもしれない状況になりつつあります。

 近年 東アジア全体で 鰻の稚魚(シラスウナギ)の不漁が続き、100%天然種苗に依存しているウナギの養殖が 極めて厳しい状況に追い込まれているのです。

 その結果 シラスウナギの取引価格が高騰し、平成15年には キロあたり 16万円であった価格が、平成20年には 78万円、 平成25年には 248万円になっています。

 現在 水産庁においては、国際的なウナギの資源管理の枠組み構築をめざすと共に、国内のウナギ養殖業、親ウナギ漁業及びシラスウナギ採捕に係る資源管理を三位一体で進めているところです。

 日本人にとって なくてはならない鰻のかば焼を 適正価格で食することができるよう 私達もしっかりと関与していかなければならないと思っています。

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