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2013年9月27日 (金)

アフリカ紀行(序)

 8月24日(土) 夕刻6時半、私は AU議連によるTICAD Ⅴ(東京アフリカ開発会議Ⅴ)のフォローアップを目的として アフリカに向け成田を出発した。

 目的地はモザンビーク。

 今年3月 私はODA特別委員会の派遣により 民主党の議員2名と共に タンザニア、モザンビークを訪問したが、国会日程の都合上 モザンビーク滞在は たった22時間。

 首都マプトに一泊したのみで、本来の目的地(ナンプラ・ナカラ街道)には辿り着けなかった。

 そこで そのリベンジの意味も込め、再度モザンビークをめざした次第である。

 前回も記したとおり、モザンビークと私の故郷である愛媛県とは 民間NPOの交流を通じて 深い関係が構築されている。

 内戦が終息したモザンビークの主要政策として「銃から鍬へ」が唱えられ、これに賛同した えひめグローバルネットワークの皆さんが 放置自転車を松山市から譲り受けて整備し直し モザンビークへ送る。その自転車と武器を交換し、供出された武器をアート作品にしていくという 芸術家の皆さんを巻き込んだ平和運動による交流のことである。

 TICAD Ⅴでもゲブーザ大統領とは複数回懇談し、再度愛媛県を訪問いただくよう要請もしたところであるが、是非モザンビークで再会したいと思っていた。

 残念ながら、日程の都合上 今回は会談することはできず、首相や外務協力大臣らと意見交換をすることになったが、これからも このモザンビークという国を 注視していきたいと考えている。

 ところで モザンビークは、世界の最貧国のうちの一つであり、今までアフリカ54ヶ国の中で あまり注目されている訳ではなかった。

 ところが、タンザニアとの国境周辺の沖合で 大規模な天然ガスの埋蔵が確認され、現在 三井物産が参加して LNG商業化に向けて開発準備作業が推進されている。恐らく 2018年頃には生産開始されるとのことである。

 またテテ州においては、世界的に希少な一級強粘結炭の埋蔵が確認され、現在稼働中の ブラジル・バーレ社に続いて 新日鉄住金が資本参加(33%)したレブボー・プロジェクトが推進され、2016年頃には生産が開始される予定である。

 加えて、日本・ブラジル・モザンビーク 三国の協力による 大規模農業開発プロジェクトであるプロサバンナ構想も進行中である。

 このように モザンビークの注目度は この最近飛躍的に上昇し、アフリカ諸国への支援のキーワードとなっている「選択と集中」において、日本側はトップレベルの国として位置付けているのである。

 今回の我々のモザンビーク訪問は、現地の状況をしっかりと視察し、今後の日本 モザンビークの関係強化のために尽力するとの目的をもって決定されたところである。

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