« 自民党鬼北支部 総会 | トップページ | 西条市受賞記念式典 »

2014年7月 1日 (火)

ようやく閣議決定へ

 本日 朝7時30分より開かれた 第11回安全保障法制整備に関する与党協議会において、ようやく与党合意がなされました。

 長い長い道のりでした。

 「国の存立を全うし、国民を守るための切れ目のない安全保障法制の整備について」という閣議決定案概要について一字一句の文言を調整しての結果です。

 我が党においては 引き続き開催された安全保障法制整備推進本部(14回目)・安全保障調査会及び外交、防衛部会合同会議において了承され、続いて政調及び総務会における激論を経て、了承を得たところです。

 公明党側も党内手続きを取った上で、今夕 閣議決定され総理記者会見へと続きました。

 この閣議決定は、今日までの我が国の平和国家としての歩みが今後とも揺るぎないものであることを前提に、政府が我が国の平和と安全を維持し、その存立を全うすると共に、国民の命を守るための政府方針を明確にしたものです。

 その基本は従来の平和外交を力強く推進することと、日米安全保障体制の実効性を高めその抑止力を向上させることを主眼としています。

 「武力攻撃に至らない侵略への対処」

 「国際社会の平和と安定への一層の貢献」

 「憲法第9条の下で許容される自衛の措置」

を三本柱とし、今後あらゆる事態にも切れ目のない対応を可能とする法案作成作業を開始することになります。

 何故 このような 切れ目のない安全保障法制の整備が必要なのか。

 一つには、日本を取り巻く安全保障環境が根本的に変容し、北朝鮮のミサイル発射や尖閣諸島周辺の我が国領海への中国公船の侵入、また中国戦闘機Su-27の自衛隊機への異常接近や南シナ海における増強された中国艦船とフィリピン・ベトナム船舶との衝突などが続発していることがあげられます。

 また一方では、イラン・イラク・ウクライナ情勢の動向の中でアメリカの世界の警察官的役割が変容してきたことも事実だと思います。

 そこで我々は「我が国に対する武力攻撃が発生した場合のみならず、我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命・自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合において、これを排除し、我が国の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がないときに、必要最小限度の実力を行使することは憲法上許される」という判断に至ったところです。

 このことは、憲法上はあくまでも我が国を防衛するためのやむを得ない自衛の措置として初めて許容されますが、国際法上は集団的自衛権が根拠となる場合があるとの認識です。

 一部マスコミ報道によると「日本は戦争をする国になる」とのエキセントリックかつプロパガンダ的表現が横行していますが、政府の最も重要な責務は、我が国の平和と安全を維持し、その存立を全うするとともに、国民の命を守ることです。

 根本的に変容する我が国周辺の安全保障環境の中で、どのようにして平和を守り、国民を守るのかは喫緊の課題であることに間違いありません。

 そのための平和外交の推進と抑止力の向上のため、切れ目のない法制整備をすることこそ、今求められているのではないでしょうか。

 国民の皆様が、安全保障のあり方に対して この閣議決定を契機として大いに議論し、理解を深めていただくことを願ってやみません。

|

« 自民党鬼北支部 総会 | トップページ | 西条市受賞記念式典 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 自民党鬼北支部 総会 | トップページ | 西条市受賞記念式典 »