2012年5月16日 (水)

レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想

 本日(5月16日)午後、台北駐日経済文化代表処 公邸で開催されている「八田 與一展~台湾を愛した日本人~」を拝見してきました。

 八田氏は 日本統治時代の台湾で烏山頭ダムと水路の建設に一生涯を注ぎ込み、農業水利事業に大きな貢献を果たした人物です。

 昨年、台湾で整備された「八田與一記念公園」が開園し、台湾の皆さんが八田氏に対する高い評価をされていることを大変嬉しく思っています。

 代表処からの帰りに 若干 時間の余裕があったので、以前から足を運ぼうと思っていた「レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想」展に行ってきました。

 場所は渋谷・東急本店横のBunkamura ザ・ミュージアム。

 モナ・リザと並ぶ ダ・ヴィンチの名作「ほつれ髪の女」をはじめ 数多くの秀作を堪能することができました。

 それにしても 渋谷という街は、いろいろな人々が無秩序に集まって雑踏を創り上げているような 不思議なところであり、どうも私には苦手な場所です。まさに東京のど真ん中であり、東京そのものの街という感じです。

それでも ここ東京は 様々な情報や文化芸能が集約されており、いつでも世界の名品や名演奏にめぐり合うことのできる 魅力的な街 であることも事実です。

 レオナルド・ダ・ヴィンチ展は 6月10日まで開催されていますので、機会があれば訪ねられることを おすすめします。

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2009年5月19日 (火)

坂の上の雲

 本年11月よりNHKにおいて3年間13回連続の大型ドラマ「坂の上の雲」が放映されます。

 この企画は、「坂の上の雲の町づくり」を進めている松山市長の熱心な働きかけにより実現されたものであり、我が故郷愛媛を全国へ発信する素晴らしいチャンスになると大いに期待しているところです。

 私も中学生の頃 この長編小説を読破し、その後何回か読み返していますが、秋山好古・真之兄弟及び正岡子規らの明治時代の青春物語に心踊らせたことを昨日の如く思い出します。

 本日午前、「恒久平和のために真相究明法の成立を目指す議員連盟」主催のもと、「坂の上の雲とは何かーテレビ放映化を機に考える」という公開ヒアリングが開催されました。講師は一橋大学名誉教授中村政則さん。

 私とは考え方が若干異なる皆さんの集まりではありましたが、我が地元に関する議題である故、敢えて出席してみました。

 何ともう一人 自民党から小野晋也代議士も参加されていました。

 司馬遼太郎の歴史観には様々な評価があり、特に日露戦争を取り上げている「坂の上の雲」の映像化がなかなか実現しなかったことは事実です。

 今回敢えてNHKが大型ドラマとしてこの作品を映像化し、それを司馬家が了解したいきさつを詳しく、知るものではありませんが、司馬史観の一方的解釈は慎むべきと思っています。

 今回の公開ヒヤリングにおいては、

 「脚本が”敵艦見ユ”で終わっているところから判断すると、やはり明治ナショナリズムの高揚、日露戦争を勝ち抜いた明治国家の偉大さを称揚する線でまとめられていく可能性が高い」

「坂の上の雲の映像化により、軍国主義的メンタリティ・イデオロギーを視聴者に植え付けることに終われば、司馬の評価は一変するだろう」

「日本国民の歴史意識(政治意識)の動向を左右する多額の予算を投入してつくった責任も問われることになろう」

といった議論がなされていました。

 考え方によって評価が左右に分れることはよくあることであり、司馬遼太郎や正岡子規を十分研究されている中村氏に敬意を表するところですが、このような反応が相変わらず指摘されていることを残念に思いました。

 坂の上の雲という人生の理想をめざす生き様を、このNHK大型ドラマが私達日本人に呼び起こしてくれることを、司馬遼太郎そして坂の上の雲のファンの一人として素直に願うものです。

 それにしても、多額の予算を投入してつくった責任をNHKに問うのであれば、先般の自虐史観の権化ともいうべき台湾を特集したNHKの番組こそ その責任を問われてしかるべきと思うのは私一人ではないと確信します。

 それぞれの歴史観は一人一人の心の中にあるものです。

 どちらが正しいか否かは速断できません。私は、司馬遼太郎の代表作の一つである「坂の上の雲」が映像を通じて大勢の人々の心に触れ、司馬史観と各々の歴史観とを重ね合わす機会となれば良しと念願するものです。

 一日も早い放映を期待しています。

 是非皆さんも鑑賞して下さい。

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2006年4月19日 (水)

日本 タンザニア友好協会

 昨日(4月18日) 日本タンザニア友好協会の発会式がタンザニア大使館公邸で 開催され、昨年11月にタンザニアを訪問した故をもって 私も招待され、矢野国対委員長・山内・秋元両議員(アフリカ視察旅行の仲間)と共に出席いたしました。
 会長には 元衆議院議員であり、今治市に大変ご縁の深い 園田天光光さんがご就任され、各界の有志を役員に選任されてのスタートでした。

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会長に就任された 園田天光光さん









 特に、当日は 高円宮妃久子殿下もご臨席され、以前 高円宮さまご一家で タンザニアを訪問された時の思い出や 今後のタンザニアと日本との友好関係の重要性を とても 素晴しい笑顔と共に語られました。

 タンザニアは 雄大な自然と様々な野生動物が 見られることで有名ですし、頂上を雪で覆われた アフリカ最高峰のキリマンジャロ(5895m.)もあります。

 また 豊富な資源を有し、アフリカ諸国の雄として さらなる経済発展を めざしている国でもあります。

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国会議員を代表して挨拶をする矢野哲朗国対委員長










 今後 私共は、本日 発会した 日本タンザニア友好協会の発展に努力すると共に、アフリカ諸国と日本とのさらなる 友好関係強化のために 尽力しなければならない ということを再認識した ところです。

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2006年2月23日 (木)

倉本 聰

 本日(2月23日)午前11時45分から、自然体験活動推進議員連盟 主催による『倉本聰氏を囲む昼食会』がキャピトル東急ホテルにて開催されました。

 「なんでもお金で買えると豪語していた経営者が逮捕され、”国家の品格”という本が話題を呼んでいます。 今 私たちは日本人が日本人としての品格を再構築しなくてはならない時代を迎えているのではないでしょうか。 自然体験活動は その基礎となる 生活の習慣や感性を育成するのに非常に有効な方法です。」
 このような 議連の観点を踏まえて、今回 倉本 聰氏をお招きし、『日本人の品格の再生のために、自然体験を』という標題のもと 富良野自然塾設立への経緯についてお話を伺いました。

 倉本氏は一貫して、人間が自らの五感を使って 自然から学ぶことの重要性を指摘し、自然塾内に 皮膚感覚で 自然と接することのできる「はだしの道」や、地球46億年の歴史を感覚的に把握することのできる「地球の道(460m.)」を整備しているとのことでした。
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熱く語る倉本氏

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是非、富良野 自然塾を訪れてみたいものです。






「”自然と危険性そして管理責任”という構図の中で、親が、教師が、そして社会が自然から子どもをどんどん離しだした。 日本からトム・ソーヤがいなくなってしまった。 そのことが日本人の品格を再構築しなければならない事態を誘発している。 今こそ 子ども達に自然体験活動の場の提供を。」という 倉本氏の訴えは、自らが実践されているだけに 十分傾聴に値するものでした。

 私も、子ども達が五感を使って自然から多くのことを学び、立派に成長できるよう、自然体験活動の推進のため尽力していく覚悟です。

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2006年2月22日 (水)

ロケット打ち上げ成功!

 今朝(2月22日午前6時28分)、M-Vロケット8号機による 赤外線天文衛星(ASTRO-F)の打ち上げに成功との報を受けました。

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M-Vロケット(ミュー・ファイヴ)ロケット











 






去る 2月18日(土)にも 宇宙航空研究開発機構(JAXA)種子島宇宙センターからH-ⅡAロケット9号機が打ち上げられ、運輸多目的衛星新2号(MTSAT-2)を所定の軌道に投入し打ち上げに成功したところであり、2月に2機のロケット打ち上げ成功という快挙に 私も心からの拍手を送るものです。

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H-ⅡAロケット9号機

















 MTSAT-2は「ひまわり 6号」との2機制での航空管制業務を開始し、また 気象観測業務については「ひまわり 6号」の予備機となる予定です。 主な仕様としては、質量 約4650kg. 寿命は10年(航空)・5年(気象)となっており 高度約36000km.の静止軌道とのことであります。

 本日の ASTRO-Fは「あかり」と命名され、従来より10倍優れた解像度で赤外線を観測し、銀河進化や惑星系誕生の謎に迫るべく全天を観測するものです。 主な仕様は質量 約960kg. 寿命は3年以上、高度750km.で太陽同期極軌道とのことです。

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 ASTRO-Fのような 中小型科学衛星打ち上げ用の M-Vロケット そして MTSAT-2のような大型衛星打ち上げ用の H-ⅡAロケット、それぞれに連続して打ち上げに成功したことは、今後の日本の宇宙開発の進展をさらに促すものであり、過去の打上げ失敗による低迷期を脱する大いなる力となってくれるものと確信しています。

 また、このことは 日本のロケット技術のレベルの高さを全世界へ改めて証明することにもなり、信用力強化による商業化へ向けての 新たなスタートを切ることにもつながると思います。

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ASTRO-F 命名「あかり」










 今後 JAXAによって、順次打ち上げが予定されているとのことですが、一つの失敗もなく 全ての打上げが成功するよう祈ると共に そのことが、日本の宇宙開発のレベルアップと科学技術のさらなる進歩 そして次代を担う青少年の科学に対する夢と希望のひろがりに寄与できるよう 望むものです。
 できれば 一度 種子島を訪れ、打上げに立ち合ってみたいものです。

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2005年12月19日 (月)

地球深部探査船「ちきゅう」

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                                                                                                    12月15日、私の所属している 議員連盟「海洋ロマンを語る会」主催による 地球深部探査船「ちきゅう」の見学会に参加しました。
 現在「ちきゅう」は 三菱重工業㈱横浜製作所本牧工場に係留されており、海洋研究開発機構(JAMSTEC)によって本格的な探査活動をするための準備段階に入ってます。 先般 三陸海岸沖での掘削試験を終えたところです。
 JAMSTECは、地球環境変動を研究するために、様々な観測研究・予測研究・技術開発等の基盤的研究開発を実施して、海洋を中心とした 地球の探求を通じての人類の未来を切り拓く 独立行政法人です。
 この JAMSTECの地球深部探査センターが「ちきゅう」を駆使して、今後様々な研究活動をする予定とのことですが
 その総工費約600億、全長210m幅38m全高121m 総トン数57.087トン 最大搭載人数150名(乗組員100名・研究者50名)を誇る威容は 予想以上のものであり「でかいなあ」と「よくぞこのような船のために 予算がついたものよ」が全員の共通の印象でした。
 この「ちきゅう」は、水深2500mまでの海底から、さらに7000m余り ライザー掘削方式により掘削し、地球のマントルのコアを採取することが可能です。
 そのための設備として 船体の中心に100mにもなろうかという櫓がそびえ立ち、風速25m迄の悪天候の中でも 海中で360度 回転できるプロペラ6基をコンピューター計測により稼動させて船位を保持するシステム、さらに 50名の研究員が採取したコアの解析・分析等ができる研究区画や大型ヘリコプターが発着可能なヘリデッキも整備されていました。

 「ちきゅう」による地球深部の探査活動は、南海トラフを中心にした 地震・火山活動のメカニズムの解析や地球環境の変遷を探ると同時に、深海から地殻内に広がる 地球最大かつ未知の生物圏の研究も進めることを目標としていますが、このことはまさに 海洋ロマンそのものであると再認識させられました。

 見学終了後 夜の横浜中華街で参加議員団と加藤理事長・平センター長らJAMSTEC関係者との間で懇親会をもちましたが、地球や海のロマンを熱く語る科学技術者の目は 子供のようにランランと輝き、それに耳を傾ける私の心も自然と高揚してくるような素晴しい一時を送ることができました。
尚 会費は自己負担でしたので あしからず・・・。

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2005年12月 9日 (金)

許世楷代表

本日 平沼赳夫氏が会長をされている日華議員懇談会が開催され、台湾の許世楷台北駐日経済文化代表處代表より講演を頂いた。
許代表は私が早稲田大学で所属していた国際政治の吉村健蔵ゼミの先輩であり、玉沢・衛藤・石田各代議士も同門である。
従って時折まだお元気な吉村先生と一緒に台湾の大使館にあたる代表處に 我々国会議員も招待をうけ、ご馳走になることもある。
今 日本から台湾へ年間110万人、台湾から日本へ130万人の人々が仕事や観光で行き来をし 昨年九月からノービザになったことにお礼を述べられました。   つづく

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2005年10月18日 (火)

日本人の心

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10月17日 小泉総理が靖国神社に参拝された。 
いつもながらのマスコミ大騒動。
中国・韓国も相変わらずの過剰反応・・・・・・
 一体全体 この国の価値観たるや何処?
 私達日本人は 我が国の歴史を今一度 総合的・体系的に検証し、将来へ向けての国のあり方、近隣諸国との外交のあり方を見定めなければならないのではないだろうか。
 その翌日 自民党の勉強会「平和を願い真の国益を考え靖国参拝を支持する若手国会議員の会」が安倍晋三幹事長代理を中心に開催され、櫻井よしこ氏を講師に迎えて意見交換を行った。

 櫻井よしこ氏の理知的で無駄のない自信に溢れた語り口には いつも感心させられる。
彼女の考え方全てに賛同する訳ではないが、大変参考になるので、以下その一部を紹介する。
 櫻井よしこ語録
「江藤淳が言うとおり、日本の文明の柱は死者の文化。お盆の迎え火・送り火に象徴されるが如く、生者と死者が対話を繰り返し、築きあげてきたのが日本の文化の本質である。子孫を残すことなく散っていった若者は、いずれ親も亡くなり 祀ってくれる人もだんだんいなくなる。 そのことを憂慮して 招魂社をつくったのが 靖国神社の始まりである。これは まさに小泉総理のいう日本人の心、文明の問題であると私も思う。」
「1978~1980年頃 ソ連覇権の拡大を憂慮して、中国は日本に対して軍事費の増額を求めてきた事実がある。
その後、ソ連の脅威が薄れ、中国が日本の脅威を意識し始めた 1985年8月 初めて総理の靖国参拝を軍国主義の復活につながるとして抗議してきた。
これは、まさに中国が靖国問題をその時々の外交カードに使う証である。」
「勝者が敗者を裁くという東京裁判の問題点追求を放棄し、東京裁判史観の中にうずもれてしまった日本のインテリ・マスコミは 批判精神を忘れてしまっているのではないか。」
「政教分離の理念は、政治家を全く宗教心のない人間に限定してしまうものではない。
政教分離を 靖国問題にのみ特化して論議することは極めて遺憾である。」
「日本人は歴史を学ぶことがあまりなくなってきた。 日清・日露戦争から第二次世界大戦に到る大きな歴史の流れの中で 日本の国を見つめ直し、その潮流の中に靖国問題も含めた日本人自身の歴史観を創りあげなければならない。歴史を長期・広範に見つめ、従来の見方を変えていく その努力が日中関係に活路を開くのであり、それこそが日本の責任である。」
「中国・韓国以外のアジア諸国の本音、すなわち、過去 多数の紛争を周辺アジア諸国と起こしてきた中国に対する警戒心と、アジアの中で、自由・民主主義・人権を守ってきたのは中国ではなく日本であるという認識、このアジアの声を自信をもって受けとめ、対応していかなければならない。」
「小泉総理が秋の例大祭にお参りしたことは 高く評価するが、いかに私人としての参拝を強調するにしても、あのような 拝礼のしかたはないだろう。日本人の礼節を忘れてはならない。」 等々。

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